#03 東久保貴之 長野県小県郡長和町

学生時代の思い出の地に協力隊として再び訪れる

「長和町とは着任前から縁がありました。東京農業大学の学生だった頃、現地調査の一環でこの地に何度も訪れていたんです。東京で生まれ育った自分にとって、田舎の大自然を体験できることは毎回、感動の連続でした」

長野県小県郡長和町の地域おこし協力隊員、東久保貴之さんは、自身の活動地についてそう語る。 “#03 東久保貴之 長野県小県郡長和町” の続きを読む

アグロノーム

アグロノーム

宮野 雄介さん :
神奈川県藤沢市育ち。子どものころから、長野好きの両親に連れられて八ヶ岳に毎年来ていた。農業高校卒業後、二十歳で東御市にあるカフェレストラン&ワイナリーのヴィラデストに就職し、農園管理を始めた。独立後は西洋野菜をメインに栽培し、ワインぶどうやハーブなども作っている。近年、野菜の品種改良による栄養価低下の話を聞き、自身もアトピーに悩まされたという経験から、原種に近い野菜を育て、種を採取してその種で栽培することで、味も濃く、栄養価の高い野菜を作り続けている。  奥様の智亜紀さんは東京都足立区育ちの料理人。都会での生活リズムを変えるべく、軽井沢へ移住。地元の野菜や食材で料理する喜びを感じ、農園で採れた野菜の味を最大限に引き出した料理や商品を作っている。4人の子どもたちは農作業や土いじりを通してのびのびと育っている。

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つながり自然農園

つながり自然農園

磯村 聡さん :
埼玉県川越市育ち。子どものころから母親の実家である佐久市内山にたびたび訪れる。ネイチャーガイドとして働いていたが、東日本大震災のあと、生活や生き方を考えるようになり、佐久市へ引っ越してきた。農業経験がなく、ゼロからのスタートで5年が経った。自然環境を大事にしたいという思いもあり、自然に優しい環境循環型の農法でやっている。また、自然や田舎を体験してもらえるような農業を提案している。奥様の二葉さんはイラストレーターの傍ら農作業のお手伝いもしている。

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モロッコインゲンの種を採る(11月)

さやを採らずに 畑でそのまま放置して、 さやがカラカラになったら さやの中身を取り出して日なたに数日間干す。

この種をからちゃんと芽がでるか、ドキドキ。

エゴマの実を採る(11月)

全体が枯れて乾燥したら茎を振ってエゴマの実を落とし、集める。 殻が混ざってしまうので、まずは目の大きな網で実をふるう。

その後、トーミという機械でさらにゴミを取り除く。

まだ小さいゴミが残るので、手作業で 細かいゴミをきれいに取り除く。