“ゆめふく農園” の続きを読む大井 大輔さん(佐久市根岸出身)
モモやリンゴなどの果樹栽培が盛んな佐久市中佐都地区。100年以上前に始まったモモの栽培は1950年以降に盛り上がりをみせ、生産者数、出荷量ともに伸びていった。1980年代には全国でも数少ない指定産地になったりもしたが、佐久平駅の近郊という立地もあり1990年代から新幹線や高速道路の開通など交通網の整備、それに伴い宅地の造成が活発になりモモ畑の面積は年々減少していった。 ゆめふく農園の畑は現農場長の大井大輔さんの奥さんの祖母の代から始まり、大井さんで三代目となる。先述の歴史とともに歩みながらも家族の想いで繋げてきたモモ畑は三代目の手により少しずつ新たな展開をみせようとしている。
タグ: 2024vol.20
株式会社アグレス
“株式会社アグレス” の続きを読む土屋 梓さん(南牧村野辺山出身)
標高1345m 線最高地点でもある野辺山駅の近くに並ぶ無数のビニールハウス。夏場の暑い時期にこれだけのホウレンソウが栽培できるのは、冷涼な気候である野辺山高原だからであり、1日平均2トンという出荷量はこの時期では全国でもトップクラスだという。白菜やレタスの栽培が盛んな野辺山において、ホウレンソウを主軸に展開するアグレスの経営方針は、野辺山開拓時代から代々受け継がれるフロンティア精神によるものであり、社名の元となっている「アグレッシブ」な行動力が創り上げてきたものである。